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5月鉱工業生産4カ月ぶり低下、市場予想は上回る-基調判断据え置き

  • 前月比0.2%低下の104.4、前月は0.5%上昇-予想は2カ月連続上昇
  • 「4-6月期は増産へ回帰する可能性」とSMBC日興・宮前氏

5月の鉱工業生産指数は、前月比で4カ月ぶりの低下となったが、市場予想は上回った。基調判断は「生産は緩やかな持ち直し」に据え置いた。経済産業省が29日発表した。

キーポイント

  • 前月比0.2%低下(ブルームバーグ調査の予想中央値は1%低下)の104.4-前月は0.5%上昇
  • 前年同月比は4.2%上昇(予想は3.4%上昇)-前月は2.6%上昇
  • 製造工業生産予測調査によると、6月は前月比0.4%上昇、7月は0.8%上昇

生産の推移

エコノミストの見方

  • SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは21日付リポートで、輸出が弱く電子部品・デバイス工業での在庫調整も予想されることから、5月の鉱工業生産の低下を予想した。ただ「足元の生産は弱いわけではない」とみており、「4-6月期は増産へ回帰する可能性が高い」と分析している。
  • 第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは22日付リポートで、4-6月期でみれば「増産になる可能性が高い」としつつ、1-3月期の「落ち込み分を取り戻せるかどうかは微妙」との見方を示した。5月は輸送機械で前月の反動が出るほか、電子部品・デバイスで減産となるとみている。
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