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【今朝のニュース】1行が不合格、アマゾンがオンライン薬局買収

  • ドイツ銀行米部門が不合格、パウエル議長は実体経済重視
  • 米GDP下方修正、アマゾン医薬品販売へ、新興市場資産
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Photographer: Chris Ratcliffe/ Bloomberg

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Photographer: Chris Ratcliffe/ Bloomberg

日本と同様、サッカーのワールドカップで決勝トーナメントに進出するイングランド。英中央銀行チーフエコノミストのアンディ・ホールデン氏は、個人消費が最近盛り返したことについて、「最近のイングランド代表チームの活躍が、応援する消費者に心理的な好影響を与えたと考えられる」と述べていました。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

1行が不合格

ドイツ銀行は米国事業全体として初めて受けた米連邦準備制度理事会(FRB)のストレステスト(健全性審査)で、内部管理の不備を指摘され不合格となった。今年のストレステストの第2弾である包括的資本分析(CCAR)に落第したのは、ドイツ銀の米部門だけだった。JPモルガン・チェースなど6社が株主への資本還元計画を抑制することになった。このうちゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーは資本還元をこれまでの水準に据え置くことに合意した。

実体経済が案内役

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は米経済の限界を試そうとしているようだ。インフレを過熱させずに失業率がどこまで低下できるかという課題に対し、パウエル氏は概念的なベンチマークでは米経済の複雑さを十分に説明できないと考え、経済モデルと同じようにエビデンスとしての経済を信頼する。タイトな労働市場は労働力の定着性を高め、生産性向上につながるという分析も、地区連銀の調査で出ている。こうした熱狂の一方で当局者の中には、リソース難における低金利の長期化はバブル醸成につながるとの慎重論もある。

下方修正

第1四半期の米実質国内総生産(GDP)確定値は前期比年率2%増加。改定値2.2%増から下方修正され、エコノミスト予想中央値の2.2%増を下回った。個人消費は0.9%増、改定値の1%増から下方修正。市場予想は1%増だった。第2四半期の経済には加速の兆候が明確になっている。アトランタ連銀が27日に発表した第2四半期成長率予測であるGDPナウは、4.5%に近い数字。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想は3.4%。

36兆円市場

米アマゾン・ドット・コムは、オンライン薬局を運営する新興企業ピルパックを買収することで同社と合意した。アマゾンはこの買収を通じてヘルスケア分野に参入するとともに、全国的な医薬品ネットワークを手に入れる。買収条件は開示されていないが、関係者によればアマゾンは約10億ドル(約1100億円)をピルパックに支払う。アマゾンの株価は2.5%高。26日にダウ工業株30種に採用されたドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは約10%下げた。

悪い前触れ

中国人民元が1週間にわたり下落を続ける中で、他の新興市場資産も激しい売りを浴びつつある。インド・ルピーは最安値を更新し、南アフリカ・ランドとインドネシア・ルピアも大きく下げてた。MSCI新興国株式指数は4日続落し、弱気相場入りへと向かっている。4-6月は新興市場にとって2015年以降で最悪の四半期となる見通し。JPモルガン・プライベート・バンクのアナスタシア・アモローゾ氏は、中国は「新興市場でやや安全な投資先だった。それがいまや混乱の渦中にあり、新興市場全体の資産クラスにとって悪い前触れだ」と語った。

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