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インテルに再び悪い知らせ-アップルとのモデム契約失う可能性

  • ノースランドのリチャード氏がリポートで指摘
  • サーバー用CPU市場でシェア失う可能性も-ゴールドマン
apple hp
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg
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Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

米インテルに27日、再び悪いニュースが舞い込んできた。アップルと結ぶモデム契約を失う恐れが新たなデータで示唆されたと、ノースランドのアナリスト、ガス・リチャード氏がリポートで指摘したためだ。

  インテルの投資判断を売り相当とするリチャード氏は、モデム製造の聯発科技(メディアテック)がインテルに代わりアップル向け製品を生産する可能性があると指摘。アップルが自社モデムについて作業を進めている臆測があるという。同社はコンピューター「Mac(マック)」にインテル製半導体を搭載するのを2020年にもやめる方針だと、事情に詳しい複数の関係者が4月に語っている。27日のインテルの株価は1.8%安で終了した。

  ゴールドマン・サックスもこの日、インテルに関して暗い見通しのリポートを公表。アナリストが先週、テクノロジー分野のサプライチェーン関連企業25社余りと持った会合を受けたもので、播俊也、マーク・ディレーニー両氏はインテルが現在は支配的立場にあるサーバー用CPU(中央演算処理装置)市場でシェアを失う可能性があると記した。バーンスタインのアナリストらも今週、インテルの最高経営責任者(CEO)交代などを受けて投資判断を引き下げている。

Battling Chipmakers

  この7営業日にインテルの時価総額は130億ドル(約1兆4300億円)減少したほか、社員との関係を持ったCEOが辞職し、2人のアナリストが投資判断を引き下げた。新しい市場への事業拡大に向けたブライアン・クルザニッチCEO(当時)の取り組みを受け、インテルの株価は今年に入って上昇していたが、風向きは完全に変わった。年初から6月初めまでの24%上昇分の大半が失われた。

  ただ一部のアナリストはインテルに依然として強気だ。アーガス・リサーチのアナリスト、ジム・ケレハー氏は27日のリポートでインテルの投資判断を「買い」に据え置いた。ファンダメンタルズは強固だとして、最近の株価下落は投資家に魅力的なエントリーポイントを提供したとの見方を示している。

原題:Intel Blows Keep Coming as Apple Modem Contract May Be at Risk(抜粋)

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