コンテンツにスキップする

メルケル首相、移民巡る与党内の対立収束できず-EU会合で打開探る

  • 移民強硬派の連立与党CSU、問題解決期限を週末に設定
  • 状況は「極めて深刻」-カウダー下院院内総務

ドイツのメルケル首相は移民政策を巡る連立与党内の衝突を解決できずにいる。キリスト教社会同盟(CSU)が国境管理の厳格化を要求、その期限が今週末に迫る中で、首相に対する圧力が強まっている。

GERMANY-POLITICS-GOVERNMENT-CABINET

ドイツのメルケル首相(27日)

Photographer: JOHN MACDOUGALL/AFP

  バイエルン州の州議会を制するCSUは、10月の地方選挙を前に移民政策で強硬路線をとっている。メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)とCSUの幹部はベルリンで26日協議したが、移民政策を巡る対立から全く前進していないと認めた。首相は28日の欧州連合(EU)首脳会議で、自ら練り上げたEU域外との国境管理強化策について他国首脳に支持を呼び掛ける考えだが、長く維持してきたCSUとの連携は崩壊の危機にひんしている。

  CDU・CSUのカウダー下院院内総務は27日に独公共放送ARDで、状況は「極めて深刻」で、非公開の党首脳会議でそれは明らかだったと述べた。前日の会合で合意は想定されておらず、7月1日に移民政策を再び議論するため会合が開かれると語った。

原題:Merkel Fails to End Coalition Rift on Migrants Ahead of EU Talks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE