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ソロス・ファンド、訴訟ファイナンス市場に参入-人身傷害訴訟で利益

  • マイティーは人身傷害訴訟の原告に提供される小口融資を束ねる
  • 比較的低いリスクで年間約20%のリターンが期待できるとショパン氏
資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏

資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏

Photographer: Jason Alden/Bloomberg
資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏
Photographer: Jason Alden/Bloomberg

資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏は、人身傷害訴訟から利益を得る手段を見つけたようだ。

  ソロス氏のファミリーオフィスである「ソロス・ファンド・マネジメント」やアポロ・キャピタル・マネジメントは、ヘッジファンドがほとんど参入していないニッチな訴訟ファイナンスの分野に進出しようとしている。5月の監督当局への届け出によれば、ソロス・ファンドは、訴訟に関係するポートフォリオを設定する企業に資金を提供する。

  訴訟ファイナンス市場は、米国の訴訟カルチャーを収益化し、助長していると批判を浴びてきたが、今回の動きは最近の予想外の展開といえる。ソロス・ファンドが支援するマイティーグループは、将来の和解や裁判の決着で得られる成果の一部と引き換えに人身傷害訴訟の原告に提供される小口融資を束ねる。同社のアプローチは、勝ち目のある個人への融資を他の投資家への販売目的で証券化する可能性に道を開くものだ。

  ベンチ・ウォーク・アドバイザーズのマネジングディレクター、エイドリアン・ショパン氏によれば、過去のデータを見る限り、このビジネスは比較的低いリスクで年間約20%の平均リターンが期待できる。「問題があるとすれば、これらの格付けが今のところ得られない点だ」と同氏は話す。マイティーの共同創業者であるジョシュア・シュワドロン氏は、同社に資金を提供する投資家についてコメントを控えている。ソロス・ファンドの広報担当マイケル・バチョン氏もコメントしていない。

原題:Soros Backs Personal Injury Lawsuits in Market With 20% Returns(抜粋)

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