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米国株反発、原油上昇でエネルギー銘柄高い

更新日時
  • 前日最も下げがきつかったテクノロジー株は反発
  • NY原油は70ドル超え、米が同盟国にイラン産原油の輸入停止を要求
Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stocks Pare Losses While Oil Rally Gives a Lift
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Trading On The Floor Of The NYSE As U.S. Stocks Pare Losses While Oil Rally Gives a Lift
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

26日の米株式相場は反発。貿易関係を巡る緊張の高まりに対する懸念は根強く続いているものの、米国の原油相場上昇を受けてエネルギー株を中心に値上がりした。

  • 米国株は上昇、原油値上がり受けエネルギー銘柄が高い
  • 米国債はほぼ変わらず-10年債利回り2.88%
  • NY原油は大幅反発、米が同盟国にイラン産原油の輸入停止を要求
  • NY金は続落、オプションの限月交代控え下落見込んだポジション増加

  S&P500種株価指数は50日移動平均を回復。前日に最も下げたテクノロジー株は反発、ナスダック指数が上昇した。この日上げを主導したのはエネルギー株。米政府が同盟国に対し、イラン産原油の輸入停止を要求しているとの報道を受けてニューヨーク原油先物相場が1バレル=70ドルを超えたことが背景にある。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の2723.06。ダウ工業株30種平均は30.31ドル(0.1%)上げて24283.11ドル。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満低下し2.88%。   

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は大幅反発。70ドル台に乗せ、1カ月ぶり高値となった。サウジアラビアが7月に原油生産量を大幅に引き上げる計画が明らかになったものの、米政府がイラン産原油の輸入を停止するよう同盟国に要求していることが材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は2.45ドル(3.6%)高の1バレル=70.53ドル。ロンドンICEの北海ブレント8月限は1.58ドル上げて76.31ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落。オプション取引の限月交代を控えて下落を見込んだポジションが積み上がった。金オプションでは26日が7月限の最終取引日。また27日は金先物6月限の最終取引日となる。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.7%安の1オンス=1259.90ドルで終了。

  フィデュシャリー・トラスト・カンパニー・インターナショナルの株式運用ディレクター、ケアリン・パイ氏は電話取材で、「貿易問題が市場の重しになっている」としつつ、「ただこれまでのところ、ファンダメンタルズには交渉の多くを乗り切れるだけの強さがあるというのがわれわれの見解だ」と述べた。

原題:U.S. Stocks Advance as Trade Simmers, Oil Rallies: Markets Wrap(抜粋)
Oil Surges as Global Supply Risks Outweigh Saudi Production Rise
PRECIOUS: Gold Drops to 6-Month Low as Traders Hike Bearish Bets

(最終段落にコメントを追加し、更新します.)
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