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米国株の強気相場支えた支持線、ダウ平均が下回る-テクニカル分析

  • 25日の下げで1987年以来の長期強気トレンドが終わった可能性
  • 1900年以降の同様局面、5回中4回で株価は深刻な下げに見舞われた

米株価指数のダウ工業株30種平均が25日下落し、チャートで相場を分析する専門家には新たな懸念材料が生まれた。

  同指数は1.3%低下し、200日平均を下回った。200日平均は今年早くの相場下落時に2回にわたって支持線として機能。この水準を上回って取引を終えた営業日は約30年で最長に及んでいたが、501日目についに終止符が打たれた。貿易摩擦を巡る懸念でキャタピラーやインテルを含む多国籍企業の株式が売りを浴びたことが背景。

Bad Omen

  ホワイトハウスのナバロ国家通商会議(NTC)委員長が米通商政策に対する投資家の懸念解消に努めると、ダウ平均は下げ幅を縮めたものの、4月2日や5月3日のように200日平均を上回ることはできなかった。過去の歴史に学ぶなら、この動きは米国株の今後を占う上で好ましくない。

  ダウが200日平均を長期にわたって上回る局面は1900年以降に5回あったが、うち4回において、200日平均を下回ると株式相場は深刻な下げに見舞われた。ブルームバーグの収集データによると、そうした際の相場下落率は12カ月で平均19%に達した。

原題:Bull Market Support Breaks as Dow Ends 501-Day Technical Streak(抜粋)

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