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VIX先物に再び逆ざや出現-貿易摩擦激化で米国株大幅安のさなか

  • VIX先物は期近7月限が8月限を上回る逆ざや
  • トレーダーらが短期的なリスクに懸念を抱いていることを示唆

貿易摩擦の激化によって米国株市場に不安がよみがえってきたが、その不安はボラティリティー市場に表れている。

  25日午前、S&P500種株価指数が一時1.3%安まで売られた局面で、CBOEボラティリティー指数(VIX)の期近7月限の価格が8月限を逆転する珍しい現象が再び発生した。ウォール街の「恐怖指数」とも呼ばれるVIX先物の曲線は、一般的に先の限月に向けて上方に傾斜する順ざやとなる傾向がある。逆ざやはトレーダーらがS&P500種の短期的なリスクに深刻な懸念を抱いていることを示唆している。

Inversion Here

  この逆ざや現象が終値ベースで前回発生したのは4月の下旬。米キャタピラーの経営陣が1-3月(第1四半期)が今年の利益のピークになるとの認識を示したことがきっかけだった。この発言で世界の同時成長局面が終わりを迎えたとの懸念に拍車が掛かった。 
        
原題:VIX Curve Inverts as Equities Sink Amid Trade War Escalation(抜粋)

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