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モルガンS:米国債に強気、利回り既に今年のピーク-他社と意見衝突

  • モルガンS、米10年債利回り2.9%台なら「買い」と投資家に推奨
  • JPモルガンとFテンプルトン、PIMCOは利回り上昇予想

米10年債利回りの今年のピークはすでに付け、通商対立の激化とドル高が今後の利回り上昇を抑えるだろうと、モルガン・スタンレーが指摘した。

  モルガン・スタンレーの金利戦略グローバル責任者、マシュー・ホーンバック氏は22日付の顧客向けリポートで、3.12%がそのピークだったと主張。利回りが2.9%台であるなら米10年債を「無条件で購入するよう」推奨すると続けた。

  同社の強気予想は、利回り上昇継続を見込む他の金融大手の見解と衝突する。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)とフランクリン・テンプルトンの債券責任者マイケル・ハッセンスタブ氏は米10年債利回りが4%に向かうとみている。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は年末までおよそ3-3.5%のレンジ相場が続くとの見方だ。

End of the Road

  モルガン・スタンレーのストラテジストが米国債の買いを推奨するのは今年これが初めてではない。米国債利回りが約7年ぶりの高水準を付ける直前の4月上旬に、強気へと転じていた。ただ、同社のジェームズ・ゴーマンCEOは5月末のインタビューで利回りは上昇を続け、年末時点では3ー4%となっている公算が大きいと述べており、社内の全員が強気で一致しているかは不明だ。

  それでもホーンバック氏は、リスクとリターンの判断から米国債には投資妙味があるとし、「このトレーディングの主なリスクは貿易摩擦が今後数週間で速やかに解決してしまうことだ」と説明した。

原題:Morgan Stanley Sees Yield Peak in Split With Pimco, JPMorgan (1)(抜粋)

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