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中国とEU、保護貿易主義に断固反対-世界を景気後退に追い込む恐れ

  • 中国とEUは25日、北京でハイレベル経済貿易対話を実施
  • 単独行動主義が台頭、貿易を巡る緊張が主要国で表面化-劉副首相

中国と欧州連合(EU)は25日、保護貿易主義や単独行動主義への反対を表明し、こうした行動は世界をリセッション(景気後退)に追い込む恐れがあるとして米国を批判した。

  中国とEUはこの日、北京でハイレベル経済貿易対話を実施。劉鶴副首相は欧州委員会のカタイネン副委員長と臨んだ記者会見で、双方が多国間の貿易システムを守ることで意見が一致したことを明らかにした。

  劉副首相は「単独行動主義が台頭し、貿易を巡る緊張が主要国で表面化している」と指摘。「中国とEUは貿易の単独行動主義や保護主義に断固反対するとともに、こうした行動は世界経済にリセッションや混乱をもたらす恐れがあると考えている」と述べた。

  中国とEUは貿易を巡りトランプ米政権から圧力を受けている。EUは22日、米国による鉄鋼・アルミニウム関税への報復措置として33億ドル(約3600億円)相当の米製品への関税を発動。トランプ大統領は欧州の自動車にも関税を課す考えを示唆した。

  米政府は来月6日に340億ドル相当の中国からの輸入品に関税をかける予定で、トランプ氏はさらに2000億ドルの中国製品にも関税を賦課する可能性を示している。

原題:China and Europe Warn Trade War Could Trigger Global Recession(抜粋)

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