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豪連立政権、無所属議員の支持獲得目指す-法人減税法案の可決に向け

  • ターンブル政権、法人税率を25%に引き下げる法案巡り多数派工作
  • 選挙まで1年を切り、与党は有権者の支持率上昇狙う

オーストラリアのターンブル政権は今週、法人税を25%に引き下げる法案可決に向け無所属議員の支持獲得を目指す。個人所得税の減税が議会で承認されたのに続く動き。

  コールマン金融相は24日、オーストラリア放送協会(ABC)とのインタビューで年間売上高が5000万豪ドル(約41億円)を超える企業の税率が現在30%であることに言及し、「わが国の法人税率は世界で最も高い水準にある」とし、「今週この問題に対処する方針で、上院可決に必要な支持を確保したい」と述べた。

  先週には10年間で約1440億豪ドル規模の所得税減税法案が議会で承認されており、ターンブル政権はこの勢いに乗って可決を目指す考え。副首相の不祥事や政策を巡る内部対立で混乱している与党・保守連合(自由党・国民党)は世論調査で支持率が低迷しており、選挙まで1年を切る中で、支持率を上げる必要がある。

  ターンブル政権は2017年3月、全面的な法人減税の導入を試みたが野党の反対で頓挫し、年間売上高5000万豪ドルを超える企業を減税の対象から除外することを余儀なくされた。上院(定数76)での可決には無所属議員10人のうち8人の支持が必要で、与党は議会が6週間の休会に入る前の可決を目指している。

原題:Turnbull Seeks Support for Big-Business Tax Cuts in Australia(抜粋)

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