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オアシス:日清食品Hは反対を、出資先の英プレミア・フーズ役員再任

  • 日清食品Hは英プレミア・フーズの筆頭株主、オアシスは2位株主
  • 日清食品Hは英社と業務・資本提携していた

香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメントは、日清食品ホールディングスに対し出資先の英プレミア・フーズの定時株主総会で、トップ再任に反対票を投じオアシスに同調するよう呼びかけた。出資した企業は相手から安定株主とみなされるのが通例だが、オアシスは「株主として正しい判断をしてほしい」と期待を示した。

  21日に会見したオアシス最高執行責任者(COO)のフィリップ・メイヤー氏はプレミア・フーズについて、ブランド力があるのに十分発揮できていない「典型的なゾンビ企業の一つだ」と非難。株価は数年来低迷しており、その責任はリーダーシップを発揮できないギャビン・ダービー社長にあるとした。

  メイヤー氏は、日清食品Hは自らの株主に出資の意義を納得してもらうためにもプレミア・フーズの経営改善に努力しなければならないとし、社長再任に「反対するか、少なくとも棄権するべきだ」とした。日清食品Hは2016年3月、プレミア・フーズと業務提携で基本合意したと発表、同社株式を取得した。ブルームバーグのデータによると、9日現在、19.6%を保有する筆頭株主となっている。オアシスは9%を保有する2位株主。株主総会は7月18日に開催される。

  一方、プレミア・フーズは21日、オアシスが株主総会でダービー社長の再任に反対する意向を持っていることを公表。取締役会は「ダービー氏こそがこの会社を率いて我々の戦略を実現するのに最適な人材だと信じている」との声明を出し、ほかの株主たちに社長再任に賛成票を投じるよう呼びかけた。

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