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JALは破たん後2回目の社債も選択肢、成長投資に低利調達を活用

A man looks on as a Japan Airlines Co. (JAL) aircraft taxis at Narita Airport.

A man looks on as a Japan Airlines Co. (JAL) aircraft taxis at Narita Airport.

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
A man looks on as a Japan Airlines Co. (JAL) aircraft taxis at Narita Airport.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日本航空(JAL)は資金調達の選択肢として、法的整理後2度目となる社債発行も視野に入れている。低金利の調達で成長投資を目指している。

  JALの奥野真史広報担当は、「株主の目線からみても効率性の良い会社になるために有利子負債を活用する」と述べ、社債やローンなどで資金調達し成長投資に充てる考えを示した。具体的な調達計画については「現時点で決定したものはない」と語った。決算資料によると、同社は2018年度に航空機導入、新事業領域展開などで1500億円の成長投資を計画しており、有利子負債も382億円増やすとしている。

  JALは10年の法的整理以降、経営再建を進めて財務基盤は強まっており、16年には社債市場に復帰。現在、格付投資情報センターから「A-」、日本格付研究所から「A」の格付けを取得している。

  野村証券の荻野和馬クレジットアナリストは、JALについて「投資、財務戦略という意味では、今までの特殊な状況から通常の企業に近いフェーズに移ってきた」と語った。新発債発行で有利子負債が増加しても、「水準として問題がないようであれば、クレジット評価に悪影響を与えることはない」との見方を示した。

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