トランプ氏、EUから輸入の自動車全てへの20%の関税賦課を示唆

更新日時
  • EUはこれより先、米製品への関税を発動-鉄鋼・アルミ関税に報復
  • フランクフルト市場、フォルクスワーゲンやダイムラー株が下落

トランプ米大統領は、欧州連合(EU)が米国製品に対する関税や他の貿易障壁を「早急に」取り除かない場合、域内から輸入する全ての自動車に20%の関税を賦課する考えを示した。貿易摩擦を世界的な貿易戦争にエスカレートさせる動きだ。

  大統領は22日、ツイッターで「米国と偉大な米企業、労働者に対し、EUが昔から設けている関税や貿易障壁を踏まえ、そうした関税や障壁が早急に取り除かれない場合、われわれは米国に入ってくるEUの自動車全てに20%の関税をかける。ここで生産しろ!」と述べた。

  この日のフランクフルト市場ではフォルクスワーゲン(VW)やダイムラー、BMWの株価が下落した。

  EUはこの日、28億ユーロ(約3590億円)相当の米国製品に対する関税を発動した。米国がEUから輸入する鉄鋼とアルミニウムに関税をかけたことへの対抗措置。

  EUの措置には、ハーレーダビッドソンのオートバイやリーバイ・ストラウスのジーンズ、バーボンウイスキーなどへの25%の関税が含まれる。対象品目はさまざまな品種のトウモロコシやコメ、オレンジジュース、紙巻きたばこ、葉巻、Tシャツ、化粧品など合計で約200品目に及ぶ。     

原題:Trump Threatens to Impose 20% Tariff on European Car Imports (2)(抜粋)

(情報を追加し、更新します.)
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