トルコ・リラ、選挙経て乱高下か-オプションは3%超の変動織り込む

更新日時
  • 1週間物インプライド・ボラティリティー、10年ぶりの高水準付近
  • トルコは24日に大統領選挙と総選挙のダブル選を実施

24日の選挙後にトルコ・リラの動きが大きくなるとみて、投資家がヘッジをかけている。

  大統領選挙と総選挙のダブル選を控え、22日の市場でトルコ・リラの向こう1週間の変動に対するヘッジコストは金融危機以来の高水準に近い。権利行使期間が25日に満了となるオプションは、リラがいずれかの方向に少なくとも3%動くことを織り込んでいる。21日に織り込まれていた2%強から、さらに拡大した。

  ドル・リラの1週間物インプライドボラティリティーは37%に上昇し、5月につけた約10年ぶり高水準の39%に迫っている。ブルームバーグがまとめたプライシングによると、25日を期日とするストラドルの買い手の損益分岐点は約1700ピップスのリラ変動で、これは上値が1ドル=4.52リラ、下値が4.86リラ程度に相当する。トルコ国内の銀行が提供するオプションでは、損益分岐点が約1800ピップスになる。

  ノムラ・インターナショナルのストラテジスト、ヘンリク・ガルバーグ氏は、エルドアン大統領と同氏率いる与党が敗北すれば好感され、リラは上昇するはずだとみる。一方、政治的なこう着に陥る可能性や、過去の実績のない野党が経済混乱の脱却に向け信頼できる道筋を示せるかどうかを懸念するトレーダーもいる。

  22日の外国為替市場でリラはドルに対して上昇。一時は前日比0.8%高の1ドル=4.6808リラを付けた。

原題:Turkish Lira Traders Brace for a Tumultuous Week After Elections(抜粋)
Turkish Lira Traders Brace for a Tumultuous Week After Elections

(リラ相場を更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE