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ドイツ銀の格付け見通し、「ネガティブ」に変更-フィッチ

  • 従来は「安定的」-長期発行体デフォルト格付け「BBB+」維持
  • ドイツ銀が再編措置を実施する際の履行リスクの大きさを反映

格付け会社フィッチ・レーティングスはドイツ銀行の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に変更した。長期発行体デフォルト格付けは「BBB+」に据え置いた。

  フィッチによれば、見通し変更は「ドイツ銀が再編措置を実施する際の履行リスクの大きさを反映」。来年の有形株主資本利益率(ROTE)4%との「控えめな」収益性目標を達成できない場合、同行の「ビジネスモデルと戦略、経営陣が戦略を実行する能力に疑問符が付き」、格下げにつながる公算が大きいとしている。

  ドイツ銀が発表した最新の再編措置は、「これまでの戦略の主要な弱点に対処し、時間の経過とともによりバランスの取れたビジネスモデルを実現するために役立つはず」だが、業績にも響き、2018年の収入への「圧力となる可能性が高い」と分析した。

  ROTEの長期的目標10%を達成するために、投資銀行の業績改善とポストバンク統合からのコストシナジーが必要で、これらはいずれも「困難」を伴い、また「より良好な金利環境」も必要だろうとフィッチは解説している。

発表資料

原題:Deutsche Bank Outlook Revised to Negative by Fitch Ratings(抜粋)

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