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債券のインデックスは「壊れている」-テンプルトンのETF責任者

  • 債券ETFで好成績挙げるにはアクティブ運用が不可欠-オコナー氏
  • パッシブ型では全くアクセスできない部分がある-PIMCO

フランクリン・テンプルトン・インベストメンツのグローバル上場投資信託(ETF)責任者、パトリック・オコナー氏は、債券のインデックスは「壊れている」として、債券ETFで好成績を挙げるにはアクティブ運用が欠かせないとの認識を示した。

  モントリオールで21日開催された会議「インサイドETFカナダ」に出席したオコナー氏は会場でのインタビューで、「インデックスは単にひびが入っているというのではなく、壊れているとわれわれは考えている」と語った。

  債券指数を構成する各銘柄のウエートは発行規模で決定されることが多く、これはつまり社債発行が増えた企業のウエートがインデックス連動型ETFの中で高まることを意味する。オコナー氏は「必ずしも最も好ましい企業であるとは限らないのに、パッシブ運用の担当者にはオーバーウエートにする必要が生じる」と述べた。

  米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のETF戦略チーム責任者、ドン・サスカインド氏は同会議のパネル討論会で、パッシブ運用の債券ETFが直面する別の問題として、連動するインデックスに格上げによって値上がりした証券が追加される一方、格下げで値下がりした銘柄は除外されがちな現状を挙げた。「つまり、価格上昇後に買いを迫られ、値下がり後に売りを迫られる」という。

  さらに、パッシブ型ETFでは、同氏が最も選好する投資先の一つである米国の非政府系モーゲージ債にアクセスできないなど、「地球上で最良な投資の一部とわれわれが考えるものも含め、債券市場での分け前を逃している」との見方を示した。

  モーニングスターのデータによると、2017年はアクティブ運用型債券ファンドのうち61%がパッシブ型を上回る成績を挙げた。

原題:Bond Indexes Are ‘Broken,’ Says Franklin Templeton ETF Head(抜粋)

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