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米マイクロン決算、アナリストは総じて好評価-価格動向安定の印象

  • メモリー市場が良好との印象、業績見通しが示す
  • 価格が比較的安定に推移、見通し「当初の心配よりはるかに良い」

半導体メモリー製造、米マイクロン・テクノロジーの3-5月(第3四半期)決算をウォール街は総じて好意的に受け止めた。メモリー市場が良好だとの印象が見通しから示されたためだ。価格が比較的安定的に推移していることから、DRAMおよびとNAND型フラッシュメモリーの見通しは「当初心配していたよりはるかに良い」と、みずほ証券のアナリスト、ビジェイ・ラケシュ氏は述べた。

  企業およびモバイル市場でデータ消費量が拡大傾向にあることは、メモリーチップが比較的早期に「安定した環境」になることを意味すると、マイクロンのサンジェイ・メロートラ最高経営責任者(CEO)は5月、ブルームバーグとのインタビューで述べている。マイクロンの株価は21日の米市場で一時4.9%高となった。

Memory Chip Moves

  バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのアナリスト、サイモン・ウー氏(投資判断「買い」)は目標株価を100ドル(従来85ドル)に引き上げた。決算の堅調、チップ価格の動向改善を受けた1株利益修正に伴うレバレッジ解消の進行、よく工夫された技術的競争力関連の戦略を理由に挙げた。

  みずほのラケシュ氏(投資判断「買い」)は、DRAMとNANDはいずれも見通しが堅調で価格動向も比較的安定していると指摘。強固なファンダメンタルズを踏まえると、マイクロンは今も「世界のメモリー供給業者の中で最も割安に」買える銘柄の一つだとした。

  マイクロンを「売り」銘柄に指定したUBSのティモシー・アーキュリ氏は、3-5月の業績を評価する一方、2019年については疑問が残ると指摘。19年度にかけての粗利益率の推移が依然「最大の戦術的問題だ」と述べた。

原題:Micron Tames Bears as Chip Pricing Implies Favorable Future(抜粋)

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