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イタリア内相:予算拠出見直しや国境検問示唆-移民でEUの協力要求

  • 「年間60億ユーロも払っている」とサルビーニ氏-EU予算に言及
  • 人道支援団体の移民船のイタリア入港禁止など求める

イタリアのサルビーニ内相は、イタリアへの移民流入を抑制するために他の欧州連合(EU)加盟国が協力しない場合、イタリアが強い措置を取ることを示唆した。

Italian Daily Politics

サルビーニ内相(20日)

フォトグラファー:Antonio Masiello / Getty Images

  同内相は21日、国営放送RAIとのインタビューで、移民問題での支援が得られないならEU予算へのイタリアの拠出について見直す可能性があると発言。イタリア紙レプブリカは、内相がコンテ首相との20日の会談で国境検問を開始する案に言及したと報じた。

  サルビーニ氏はRAIに、「年間60億ユーロ(約7650億円)も払っていて小突き回されるのではたまらない。この拠出について再協議を求めざるを得なくならないことを望む」と暗に警告した。

  イタリアは負担の集中を避けるためEUが合法的移民について強制的な受け入れ枠を設定することを望んでいるとレプブリカ紙が報じた。また、北アフリカに移民の管理センターを設けること、リビアとチュニジアの当局が陸および海上でのコントロールを強化するための資金をEUが負担すること、人道支援団体の移民船がイタリアの港に入るのを禁止することも求めている。

  サルビーニ氏は、24日にブリュッセルで開く移民問題に関する会議で満足な合意が得られると楽観しているとしながらも、納得がいかなければパッケージに拒否権を行使することも辞さないと強調した。

原題:Salvini Threatens Trouble Unless EU Helps Italy on Migrants (1)(抜粋)

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