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ECBバイトマン氏:QE終了は複数年にわたる正常化の最初の一歩

  • 中銀預金金利がプラスになるにはまだしばらく時間がかかるだろう
  • インフレは「ついに目標水準に達しつつあると確信している」

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのバイトマン・ドイツ連邦銀行総裁は21日、資産購入を終わらせる決定は「複数年にわたる段階的な政策正常化の最初の一歩にすぎないだろう」と述べた。

  同総裁はパリでの講演で「実際に動き始めることが非常に重要だったのはまさにこのためだ」と語った。

  「ユーロ圏の中銀預金金利は2012年半ば以来、ゼロかマイナスだった。この水準を再び上回るようになるには、まだしばらく時間がかかるだろう」とも述べた。

  インフレの目標水準への回復は「ここしばらく足踏みしている」が、「ついにそこに達しつつあると私は確信している」と言明した。

  ECBはエネルギー価格の動向を理由に総合インフレ率が2018-20年にかけて1.7%で横ばいで推移するとの見通しを示したが、「この数字でも、中期的な物価安定についてのわれわれの定義におおむね当てはまる」と論じた。

  「ユーロ圏経済の下振れリスクは幾分高まったが、裾野の広い景気拡大が続いており、今後も続くと見込まれる」とし、「一方で、ユーロシステムの最新の予測によれば、物価圧力は総合的な設備稼働率の一段の上昇によって再び高まる見込みだ」と指摘した。

  2%弱というインフレ率目標については、「引き続き適切」との考えを示した。

原題:Weidmann Says Ending QE First Step to Multi-Year Normalization(抜粋)

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