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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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米国株安、ダイムラー貿易摩擦で利益予想下げ

更新日時
  • インターネット小売株下落、州による売上税徴収を最高裁が認める
  • 貿易・経済見通し不安高まる、自動車株やエネルギー株も下げ
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

21日の米株式相場は下落。アジアと欧州の株安に追随した。ドイツのダイムラーが米中貿易摩擦を理由に今年の利益見通しを下方修正したことで、世界貿易・経済見通しに対する不安が高まった。米国債は株安を背景に、幅広い年限で買いを集めた。

  • 米国株は下落、ダイムラーが貿易摩擦を根拠に利益予想下方修正
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.90%-株安背景に
  • NY原油は反落、OPECが比較的大幅な増産決める見通し
  • NY金は続落、フィラ連銀景況指数を受けて米追加利上げ予想強まる

  オンライン小売業者からの売上税徴収を州や自治体に認める米最高裁判所の判断を受けてアマゾン・ドット・コムやイーベイなどの銘柄が売られ、S&P500種株価指数は下げ幅を拡大した。ダイムラーの利益予想下方修正で自動車株や、エネルギー株も下げた。一部のホワイトハウス関係者が対中関税が発効する前に米中間の通商協議を再開させようとしていると遅い時間に伝わり、日中安値から値を戻した。

Biggest Losers

Daimler and BMW import more vehicles to China from the U.S. than American carmakers

Source: Evercore ISI

  S&P500種は前日比0.6%安の2749.76。ダウ工業株30種平均は196.10ドル(0.8%)下げて24461.70ドルと、8営業日続落。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して2.90%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は反落。22日の石油輸出国機構(OPEC)総会で比較的大幅な増産が決まる可能性が高まってきた。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、OPECと同盟国はより多くの原油を市場に供給するべきだと述べた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は17セント(0.3%)安の1バレル=65.54ドルで終えた。ロンドンICEの北海ブレント8月限は1.69ドル安の73.05ドルで終了。

  ニューヨーク金先物相場は3日続落。フィラデルフィア連銀製造業景況指数(先行き)の販売価格が大幅上昇し、米金融当局による追加利上げ観測を強めた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.3%安の1オンス=1270.50ドルで終了。

  朝方、州・自治体によるネット小売業者への課税を可能にする最高裁判断を受けたハイテク株の急落でリスクオフとなり、米国債が買われた。米国債はドル下落にも支えられ、日中高値付近で終わった。

原題:Stocks Drop as Daimler Warning Revives Trade Angst: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Rally as Stocks Drop; Dollar Slide Further Underpins
Oil Slides as Saudis Press on With Higher OPEC Output Proposal
PRECIOUS: Gold Falls 3rd Day as Data Bolsters Case For Fed Hikes
Highest Factory Gauge Since 1988 Hints of U.S. Inflation: Chart

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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