テスラ、ギガファクトリーの元従業員を提訴-機密情報窃取で

  • 製造ラインを違法に撮影し、機密情報と共に外部に流出させたと主張
  • 機密情報の開示・使用を禁じるよう判事に求めている

Photographer: Troy Harvey/ Bloomberg

米電気自動車(EV)メーカー、テスラは同社の部外秘で企業秘密に属する情報をハッキングし、製造ラインの写真と共に外部の第三者に送ったとして、元従業員を提訴した。

  テスラは、ネバダ州のバッテリー工場「ギガファクトリー」に技師として務めていたマーティン・トリップ氏が昇進を拒否された後に妨害行為を始めたと主張している。ネバダ州の連邦地裁に20日提出された訴状によると、同氏はコンピュータープログラムを書いて機密情報にアクセスし、正体不明の3つの組織に情報を送ったほか、そうした電子的痕跡を隠そうとしたという。

  テスラ側の弁護士はトリップ氏の行動について、「意図的かつ悪意に満ちたもの」で、「テスラの事業に打撃を与えるという意図を持ってなされたことだ」と指摘した。

  テスラはトリップ氏と同氏の協力者が自社の機密情報を開示・使用するのを禁じるよう判事に求めている。さらに、賠償金と懲罰的損害賠償も要求しているが、金額は明らかにされていない。

  トリップ氏からのコメントは今のところ得られていない。訴状に同氏の弁護士名は記載されていなかった。

原題:Tesla’s Alleged Saboteur Sued by Carmaker Over Data Theft (2)(抜粋)

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