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Photographer: Junko Kimura
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ドイツ証が日本で株式売買執行業務を強化、メリルなどから3人起用

The building housing the Deutsche Bank AG offices stands in Tokyo, Japan, on Wednesday, Dec. 4, 2013. Deutsche Bank's Japanese brokerage unit will probably be penalized by local regulators for breaching rules over excessive spending to entertain clients, two people with knowledge of the matter said.
Photographer: Junko Kimura

ドイツ銀行グループは日本で株式の売買執行業務を強化する計画だ。同行は世界規模で人員削減を伴う事業縮小を進めているが、日本国内の一部業務ではむしろ拡充する動きが出ている。

  ドイツ証券は、株式本部のエグゼキューション・サービス部で元メリルリンチ日本証券の岩尾健太郎氏をアジア太平洋地域ポートフォリオ・トレーディングの共同営業責任者に、みずほ証券からは村上昌幸氏を株式電子取引チームで起用。グローバル・プライム・ファイナンス部ではべラ・リー氏がゴールドマン・サックスから入社した。

  日本でエクイティ業務を統括するパディ・ホーガン氏はブルームバーグの取材に対し文書で、「これらの新たな採用はドイツ証の日本でのコミットメントを強調するものだ」と述べた。

  ドイツ銀グループのクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は5月の株主総会で、世界規模で株式営業とトレーディング業務の再構築に着手し、大幅な人員削減の可能性を示す一方、今後電子取引などに重点を置く考えを明らかにしている。

日本株、「一貫して利益」

  日本に加え、今月からアジア太平洋の株式営業を統括しているホーガン氏は、「電子取引を強化するというエクイティビジネスの世界戦略に合わせ、優先順位を明確にし日本株業務を拡大していく」と述べた。また、「グローバルエクイティはチャレンジングな環境だが、日本株は一貫して利益を出している」と語った。

  岩尾氏はデービッド・フーディ氏とともに、ポートフォリオ・トレーディングのビジネスを統括、村上氏は日本、アジア株のアルゴリズムなど電子取引業務に従事する。リー氏は株券貸借、スワップのトレーディングを通じて、顧客に対してプライムブローカレッジ全般のサービスを提供する。

  ホーガン氏はこのほか、今後日本において、電子プラットフォーム強化のため投資を継続していく考えを明らかにした。

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