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モンテ・パスキと野村、ドイツ銀に計3億円近い制裁金-伊証券当局

  • イタリア証券取引委が3行および当時のバンカーに支払い命じる
  • 検察当局によると、3行はモンテ・パスキの粉飾会計に関与

イタリア証券取引委員会(CONSOB)は20日、訴訟で取り上げられている2件の取引を巡り、同国のモンテ・デイ・パスキ・ディとドイツ銀行、野村ホールディングスに計230万ユーロ(約2億9000万円)の制裁金支払いを命じたと発表した。

  CONSOBの資料によれば、3行のバンカー13人は複雑な取引を通じてモンテ・パスキの会計粉飾および不正確な情報提供で共謀。こうした取引を「アレクサンドリア」と「サントーニ」と名付けていたという。バンカーは計160万ユーロ、モンテ・パスキは70万ユーロを支払う必要があるとされたが、必要なら銀行側が元従業員の支払いをするよう求められた。

  3行と元従業員13人はこうした取引に絡んで不正会計や相場操作に関わったとしてミラノで係争中。3行は2件の取引を通じてモンテ・パスキの損失隠しに関与し、2008-12年に同行で粉飾会計が行われたとされる。

  ドイツ銀はCONSOBの決定について、関係するバンカーが異議申し立てを行っていると発表資料で説明。モンテ・パスキの広報担当者はコメントを控えた。野村の担当者には連絡が取れなかった。

原題:Paschi, Nomura, Deutsche Bank Face Fines Over Derivatives Cases(抜粋)

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