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メルケル独首相を助けよう、EUが移民問題で妥協案準備-声明草稿

  • 首脳会議後の共同声明の19日付草稿をブルームバーグが入手
  • 難民受け入れ制度は「深刻なリスクにさらされている」と認める

移民問題を巡り連立与党内の反乱に見舞われたドイツのメルケル首相を助けようと、欧州連合(EU)当局者らが取り組んでいる。難民問題を巡る議論が28、29両日の首脳会議の中心になりそうだ。

  首脳らは現行のEUの難民受け入れ制度が「深刻なリスクにさらされている」との共同声明に同意するよう求められている。ブルームバーグが入手した19日付の声明草稿から分かった。草稿は加盟各国が「そのような動きを防ぐため、必要なあらゆる法整備と行政措置を実施するとともに、緊密に協力し合うべきだ」としている。

  ドイツでは連立政権の一角を担うキリスト教社会同盟(CSU)党首のゼーホーファー内相が、移民を域内で最初に登録した国に送り返すEU合意を月内に求め、メルケル首相に最後通牒を突き付けた。

  声明草稿によると、EUは反移民の強硬派をさらになだめるため、地中海経由の移民の流入に対応するため各地域に「入域プラットフォーム」を設けることも支持する見込み。

German Burden

Germany is by far the biggest recipient of asylum applications in the EU

Source: European Asylum Support Office

原題:EU Floats Plan to Rescue Merkel as Refugee Disputes Boil Over(抜粋)

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