コンテンツにスキップする
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
cojp

トランプ氏の対中関税実施なら中国成長率最大0.5ポイント押し下げか

  • UBSやドイツ銀、オックスフォードが試算
  • トランプ大統領は22兆円相当の中国製品に追加関税課すと警告
Shipping containers stand at the Qingdao Qianwan Container Terminal in this aerial photograph taken in Qingdao, China, on Monday, May 7, 2018. China's overseas shipments exceeded estimates while imports surged, as the global economy continued to support demand.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

2000億ドル(約22兆円)相当の中国からの輸入品に追加関税を適用するとのトランプ米大統領の警告が実施された場合、中国の経済成長率は最大0.5ポイント下振れし得るとの見通しをエコノミストらが示した。

  米中貿易摩擦が長期間の貿易戦争につながる恐れがある中、経済規模世界2位で、世界経済成長に最も寄与している中国が既に減速している兆候が見られる。昨年の成長率は6.9%で、政府の掲げる今年の成長目標は6.5%にとどまる。

  UBSは500億ドル相当の中国製品への米制裁関税が実施されれば、その後1年間に中国成長率は0.1ポイント押し下げられ、さらに1000億ドル相当の追加関税が導入された場合の下振れ幅は0.3-0.5ポイントになると予測している。

  ドイツ銀行の予測では、2500億ドル相当の中国からの輸入品への関税が実施された場合の下振れ幅は適用後最初の1年で0.2-0.3ポイント。オックスフォード・エコノミクスは2019-20年に約0.3ポイント押し下げられるとみている。

  関税の影響に関する分析には幅があり、詳細が最終的にどのように決まるかに大きく左右される。また中国当局には、金融・財政政策を活用して貿易関連の景気鈍化に対応する力がある。

原題:Trump’s Tariffs Could Deliver a Sizable Hit to China’s Economy(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE