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アジアのドル建て債、年内のリターン改善期待できる-JPモルガン

  • ジャンク級社債リターン、年末にかけてプラス2.2%へ-アナリスト
  • ファンダメンタルズの変化よりも恐怖に基づいた動き-リム氏
Mexico Peso Leads Gains as Banxico Said to Sell Dollars to Banks

Photographer: Susana Gonzalez/ Bloomberg

Mexico Peso Leads Gains as Banxico Said to Sell Dollars to Banks

Photographer: Susana Gonzalez/ Bloomberg

アジア地域のドル建て債に投資している投資家は、今年の残り期間をより心地よく過ごすことを期待できるとJPモルガン・チェースはみている。同地域の非投資適格(ジャンク)級社債が最も良好なパフォーマンスを挙げる公算が大きいと予想するためだ。

  同行のアナリストらは、ソブリンや投資適格級、高利回り社債を含むJPモルガン・アジア・クレジット指数のさまざまなセグメントが年末に向けて上昇すると予想。15日のリポートによれば、中でもジャンク級社債のリターンは年末にかけてプラス2.2%と、投資適格級債のプラス0.4%、ソブリン債のプラス0.2%を上回るパフォーマンスを見込んでいる。ただ、年間では引き続きマイナスにとどまり、投資適格級はマイナス1.9%、高利回り債はマイナス1.5%となる見通し。

  ソーチョン・リム氏を含むJPモルガンのアナリストはリポートで、「現在の市場はファンダメンタルズの変化よりも恐怖に基づいて動いている」と指摘した。

  JPモルガンによれば、中国国儲能源化工集団によるデフォルト(債務不履行)で市場のセンチメントが最近悪化したにもかかわらず、レバレッジや流動性、インタレスト・カバレッジ・レシオから判断してアジア企業の全般的なクレジットのファンダメンタルズは引き続き良好。ただ、同行はドル建て債市場で実績の少ないシングルB格付け企業、特に中国の工業関連への投資は避けるよう呼び掛けた。
         
原題:Looking Past the Fear, JPMorgan Sees Better Days for Asia Bonds(抜粋)

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