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中国:元安進行阻止や切り下げ回避を示唆-予想より高めの中心レート

  • 20日は1ドル=6.4586元に設定、最も高めの予想値より元高水準
  • 貿易戦争に挑むため人民元を切り下げることはないだろう-林樵基氏

中国人民銀行(中央銀行)は20日、ドルに対する人民元の中心レートを市場予想よりかなり高めに設定した。米国との貿易を巡る対立が激化する中で、中国当局が元安阻止を図っていることが示唆された。

  人民銀が毎営業日ごとに決める中心レートはこの日、1ドル=6.4586元と発表された。ブルームバーグがアナリストやトレーダー23人を対象に実施した調査で最も高めの予想値よりもさらに元高方向だった。

Arresting Declines

  中国本土市場で人民元は上海時間午前10時8分(日本時間同11時8分)現在、0.17%高。前日までの2営業日の下げは、事実上の元切り下げに伴う2015年の元急落後、2日間としては最大だった。

  光銀国際投資の調査責任者、林樵基(バニー・ラム)氏は「元安が一段と進行することはないと人民銀は市場に伝えようとしている。貿易戦争に挑むため人民元を切り下げることはないだろう」と指摘した。

原題:China Moves to Slow Currency Drop After Fastest Loss Since 2015(抜粋)

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