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米マイクロン決算、景気の波からの脱却示す内容に-20日発表

  • 3-5月(第3四半期)は利益が2倍余りに増加したもよう
  • マイクロンの株価はこの2年間に約5倍に上昇

あまり昔のことを覚えていない人でも、半導体が妙味の少ないビジネスだった時のことは思い出せる。だが、マイクロン・テクノロジーが20日発表する決算を見れば、半導体業界にとって忌まわしい景気の波のことは簡単に忘れてしまうことだろう。同社もそうあり続けることを望んでいる。

  ブルームバーグのデータによると、半導体メモリー製造で米最大手のマイクロンは3-5月(第3四半期)に利益が2倍余りに増えたと見込まれる。このままいけば通期で133億ドル(約1兆4600億円)と過去最高益を記録する見通し。わずか2年前は赤字で、2013年の売上高は今年度に予想される利益を約20億ドル下回る水準だった。

  携帯端末の情報保存に加え、コンピューターやデータセンターのプロセッサー高速処理支援に使われる半導体メモリーの需要はここ数年、供給を上回っており、価格を押し上げている。こうした流れを受けてマイクロンの株価はこの2年間に約5倍に上昇し、この期間の値上がり率はS&P500種株価指数の構成銘柄でエヌビディアに次ぐ2位。

  20日の発表ではマイクロンが示す6-8月(第4四半期)の見通しが注目点になる。同社は先月、3-5月期について市場予想を大きく上回る水準に見通しを引き上げた。

Micron's Ups And Downs

Investors betting this time is different

Source: Company data

Numbers this year are estimates

Short-Term Memory

マイクロン業績の市場予想と見通し

  • 3Q(調整後ベース)
    • 1株利益は市場予想平均が3.14ドル、同社見通しは3.12-3.16ドル
    • 売上高は市場予想平均が77億6000万ドル、同社の見通しは77億-78億ドル
    • 粗利益率の市場予想平均は61.1%
  • 4Q(調整後ベース)
    • 1株利益の市場予想平均は3.17ドル
    • 売上高の市場予想平均は80億2000万ドル
    • 粗利益率の市場予想平均は60.5%

原題:Micron Results Under the Microscope as Memory Cycle Debate Rages(抜粋)

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