ゴールドマンCEO、米国は中国との貿易摩擦で「心中」回避へ

  • 関税賦課方針は交渉戦術としては意味を成す-ゴールドマンCEO
  • 交渉パターンの一部であり経済の崩壊を引き起こしはしないと予想

ゴールドマン・サックスのブランクファインCEO

Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

米ゴールドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は、トランプ政権が中国に関税を賦課すると脅す姿勢について、交渉戦術としては意味を成すと述べ、壊滅的な貿易戦争を引き起こすことはないだろうとの見方を示した。

  ブランクファイン氏は19日にニューヨークのエコノミック・クラブでインタビューに応じ、「交渉上の立場であって、どれだけの威力を持つかを交渉相手に思い出させたいのなら、あのような行動を取るだろう」と指摘。「これについて心中の約束とは思わない。経済の崩壊を引き起こしはしないと思う」と述べた。

ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファインCEO

(出所:Bloomberg)

  中国はトランプ米大統領が計画する新たな関税に対抗措置を講じると表明し、米中貿易摩擦が激化しつつある。既に工業品を中心に500億ドル(約5兆5000億円)相当の中国製品に対して関税が発表されているが、トランプ大統領は新たに2000億ドルの中国製品を標的にしており、米国内での玩具やTシャツの値上がりにつながりかねない。

  ブランクファイン氏はブルームバーグ・ニュースのジョン・ミクルスウェイト編集主幹とのインタビューで、「一部で指摘されているとおり、交渉パターンの一部だと思う。それが私の最善の解釈だ」と語った。

原題:Blankfein Sees U.S. Avoiding ‘Suicide Pact’ on China Trade Feud(抜粋)

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