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合意なきEU離脱は「現実の課題」、英に首脳会議で警告も-関係者

  • 離脱後の移行期間は確実なものでないと首脳らが英に伝える可能性
  • 交渉の最新報告で進展が限定的である状況が浮き彫りになる見通し

英国を除く欧州連合(EU)27カ国は、28、29日に開く首脳会議後に発表する声明で、英国がEUとの合意がないまま離脱する事態に直面しようとしていると警告し、加盟各国に緊急対応の準備を行うよう求める可能性がある。

  英離脱交渉の担当者からの最新報告で、3月以降の進展が限定的である状況が浮き彫りになる見通し。EU27カ国の外交当局者らは、「合意なき離脱」が現実の課題である点を声明で明確にするかどうか真剣に検討している。協議の事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  EU首脳らは、合意が承認されなければ、離脱後の移行期間は設定されないと英国にあらためて伝える一方、同国が崖から転落するようにEUを離脱するケースの予期せぬ影響に備えて、緊急対応計画を強化するよう加盟各国に促すことが予想される。

  英との離脱交渉を担当するEUのバルニエ首席交渉官は、18日にウィーンで行われたオーストリアの議員らとの非公開の会合で、「リスクは常に存在する」と述べ、離脱交渉決裂の場合を想定し、EU各国はさらなる準備作業を完了する必要があると訴えた。

原題:‘No Deal’ Brexit Warning on EU Table as Barnier Stresses Risk(抜粋)

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