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キャッシュは王様、新興国投資で株式の強気スタンスを見直す時か

  • 新興国株の指数、最も弱気とみられたドル建て債指数を下回る方向
  • 強いドル、資産運用者の株式に対する楽観を後退させる

新興国市場の2年に及ぶ上昇相場が1月に失速した際、運用担当者の多くは債券が最も大きな痛手を被ると予想し、株式に対しては強気スタンスを維持した。そして今、その戦略を見直す時が来ているのかもしれない。

  新興国資産は年初来で全てマイナスとなっているが、株式は最悪のパフォーマンスになる恐れがある。指標のMSCI新興市場指数は、運用担当者が最も弱気なスタンスを取ってきたブルームバーグ・バークレイズのドル建て債指数を下回るパフォーマンスとなる方向だ。
             

Race to the Bottom

  結局、投資家の大半が今年初めに予想したような、選別的な強気相場の1年にはならないかもしれない。その代わり、「キャッシュは王様」の1年になる可能性が大いにあり、新興国市場のようなリスクが高めの資産はマザーグースの童謡「リング・ア・リング・オー・ローゼズ」と同じ結末を迎える恐れがある。つまり、総崩れということだ。

原題:Cash Is King But Title of Emerging-Market Pauper Is Up for Grabs(抜粋)

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