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Photographer: Steve Hockstein/
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米公益セクター株の見通し、「ネガティブ」に引き下げ-ムーディーズ

  • 公益セクターの連結債務資本比率は2008年以来の高水準
  • 金融メトリクス改善には1年強から1年半を要する可能性
Power transmission lines are suspended from electricity pylons in Kearny, New Jersey, U.S.
Photographer: Steve Hockstein/

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、電気・ガス会社など公益株の見通しを初めて「ネガティブ」に引き下げた。同セクターの債務水準が金融危機以来の高水準となり、しばらくそうした状況が続きそうだと警告した。

A Power Drop

  ライアン・ウォブロック氏らムーディーズのアナリストは18日のリポートで、企業が合併や買収、再生可能エネルギーやパイプラインへの投資のためのファイナンス活動を進める中で、公益セクターの連結負債資本倍率は2008年以来の高水準となったと指摘した。

  トランプ大統領が署名した連邦税制見直しも状況を悪化させるとし、事業収益が規制の対象となっている公益各社は税金費用を賄うために顧客から集める現金が減るためだと説明した。「金融リスク増大に直面する中で、多くの企業がバランスシートを強化する計画を履行している」とコメントした上で、公益セクターの金融メトリクス改善には1年強から1年半を要するだろうとの予想を示した。

原題:U.S. Utilities Cut to Negative in First as Moody’s Warns of Debt(抜粋)

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