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ブラジル中銀の通貨スワップ、現行ペースでは持続不可能-関係者

  • 必要なら外貨準備を活用して介入する方針変わらず-関係者
  • 中銀の通貨スワップ残高は630億ドルを超える

ブラジル中央銀行は通貨変動を抑えるための現行措置を10月の総選挙までは維持できないと、政策委員会の見解に詳しい中銀当局者が語った。

  同当局者が匿名で語ったところでは、現在の入札ペースが続けば通貨スワップ残高はブラジルが外貨準備で保有する額を上回ることになる。中銀は必要となれば外貨準備を活用して介入する方針を変えていないという。

  この報道を受けて通貨レアルは下落に転じ、0.6%安となった。

Real whipsaws on swap concerns

  中銀広報室は電子メールで、「中銀としては『オフレコ』発言を認識しておらず、特に『ハイレベルの中銀関係者』とされるものについてはそうだ」とコメントした。ブルームバーグの記事が流れた後も、ウェブサイトでの声明で同じ内容を繰り返した。中銀はレアルのボラティリティー抑制策として1週間余りで260億ドル(約2兆8600億円)相当の通貨スワップ入札を実施した。

  クレディ・スイスの為替ストラテジスト、アルビーゼ・マリノ氏は「通貨スワップの活用が長期にわたり成功していることを考慮すると、外貨準備を利用した介入はかなり極端な動きだ」とした上で、「スワップのプログラムが一段の通貨安に歯止めをかけるのに不十分だと分かった場合、スワップによる介入をさらに大幅に増やすと発表することは、既に悪化している財政見通しによって難しくなるリスクがある」と述べた。

原題:Brazil Central Bank Said to See Swap Volume as Unsustainable (2)(抜粋)

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