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英上院が離脱法案修正可決、下院審議へ-「合意なき離脱」回避目指す

  • 議会による「重要な意味を持つ採決」の確実な実施を盛り込んだ
  • 修正案は賛成354、反対235で上院を通過-20日に下院に送られる

英上院は18日、欧州連合(EU)離脱関連法案の修正審議を行い、EUとの離脱合意、あるいは合意が成立しない場合の対応について、議会による「重要な意味を持つ採決」の確実な実施を盛り込んだ修正案を賛成多数で可決した。法案は下院に送られて今週審議されるが、与党保守党内に造反の動きもあるため、メイ英首相にとって上院通過は打撃となる。

  保守党の閣僚経験者であるダグラス・ホッグ議員が主導した修正案は賛成354、反対235で上院を通過し、20日に下院に送られる。保守党内の親EU派は実業界が最も恐れる合意なしのEU離脱のシナリオ回避を目指し、首相への造反を計画しており、今後の離脱交渉の行方を左右しかねない下院での採決は、予断を許さないものとなりそうだ。

  EU離脱強硬派は、手を引くという選択肢がなければ、交渉の決め手となる力が政府から奪われると主張し、法案の修正に反対している。保守党のラモント元蔵相は「『合意なき離脱』の可能性を全く考えられないと排除すれば、われわれの交渉担当者の立場を実質的に損なうことになる」と訴えた。

原題:May Loses in Lords on Brexit Vote Setting Up Commons Battle(抜粋)

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