中国の経済開放アピールは「ジョーク」:ポンペオ米国務長官

  • ミシガン州で講演-対中貿易問題でトランプ大統領の強硬路線を踏襲
  • 中国は今の世界で最も「略奪的な経済体制の国」

ポンペオ米国務長官

Photographer: Rachel Woolf

ポンペオ米国務長官は18日、中国との通商問題を巡る米国の行動は長年の懸案への対応であり、中国が一層の経済開放をアピールしているのは「ジョーク」だと指摘した。対中貿易摩擦を巡るトランプ大統領の強硬路線をさらに強める発言となった。

  ポンペオ長官はデトロイト・エコノミック・クラブで講演し、「中国の指導者らは過去数週間に開放とグローバル化を主張してきたが、それはジョークだ。はっきりさせておきたいのは、中国こそ今の世界に対して最も略奪的な経済体制の国である点だ。これは対処が延び延びになっている問題だ」との見解を示した。

  同長官の講演では、米国の外交トップに特有の融和的な言葉遣いはなかった。中国との貿易戦争で大きな痛手を受ける可能性が高いミシガン州での講演だっただけに、特に辛辣(しんらつ)な言葉が使われた。

  長官は中国による米国の知的財産権侵害を「前例のないレベルの窃盗」だと呼び、トランプ大統領の行動については、米国の戦略上の敵の利益になるようゆがめられた貿易の枠組みを是正する取り組みだと位置付けた。

原題:Pompeo Calls China’s Appeals for More Trade Openness a ‘Joke’(抜粋)

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