【米国株】S&P500が続落、OPEC控え原油は反発

訂正済み
  • 米国株、アジアと欧州での株安の流れ引き継ぐ-貿易摩擦を警戒
  • NY原油が反発、1バレル=65ドル台-エネルギー株も高い

S&P500が続落、OPEC控え原油は反発

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

18日の米株式市場ではS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が続落。保護主義政策を巡る米中対立の悪化が懸念される中、アジア・欧州市場で株安となった流れを引き継いだ。米原油先物は、週内に石油輸出国機構(OPEC)総会を控えて反発。米国債は材料難で小動きだった。

  • 米国株はS&Pとダウ続落、貿易摩擦で下げたアジア・欧州株に追随
  • 米国債は小動き、材料難で-10年債利回り2.91%
  • NY原油は反発、OPEC総会での増産規模見極める展開
  • NY金は反発、1280ドル台-安全逃避買いで

  エネルギー、ソフトウエアなどの銘柄が値上がりしたことで、S&P500種は日中安値からは値を戻した。一方、電気通信サービス株は下げが目立った。この日、ストックス欧州600指数は2営業日続落、前週末15日からの2日間の下げは3月以来最大となった。

  S&P500種は前週末比0.2%安の2773.75 。ダウ平均は103.01ドル(0.4%)下げて24987.47ドル。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.91%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は反発。OPEC加盟国は原油生産を向こう数カ月、日量30万-60万バレル増やす妥協案を協議していると報じられた。一方、エクアドルのカルロス・ペレス炭化水素相はロシアとサウジアラビアが日量150万バレルの増産を提案していると述べた。市場では増産規模を見極める展開になった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は79セント(1.2%)高の1バレル=65.85ドル。ロンドンICEの北海ブレント8月限は1.90ドル上昇し75.34ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。前週末15日は2016年以降で最大の下げを記録していた。RJOフューチャーズのストラテジスト、ボブ・ヘイバーコーン氏は電話インタビューで「金曜に売られ過ぎており、今では金の安全逃避買いが見られる」と指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.1%上昇し、1オンス=1280.10ドルで終了。

  この日は貿易問題が再び投資家の最大の関心事となった。アメリプライズ・ファイナンシャルのチーフマーケットストラテジスト、デービッド・ジョイ氏はリポートで、「週遅くに貿易を巡る緊張が高まり、政策が比較的落ち着いている状態が破られた。交渉の時間はまだある。だが、中国との貿易戦争に向かう容赦ない流れが大きくなった」と指摘した。

  米国債相場では、独バイエルの150億ドル相当の起債が明らかになる中で5年債と30年債の利回り差が拡大、イールドカーブがスティープ化した。

原題:U.S. Stocks Slip as OPEC Outlook Supports Crude: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Steady, Long End Lags Ahead of $15b Bayer Deal Price
Oil Climbs as OPEC Producers Discuss Size of Output Increase
PRECIOUS: Gold Rebounds After Plunge as Trade Woes Clip Equities

(7段落目を「独バイエル」に訂正します.)
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