OPEC:日量30万-60万バレルの増産を協議-関係者

  • イランは増産反対表明、ベネズエラも懐疑派
  • 多数の加盟国当局者らは比較的小幅な増産について合意できると楽観

石油輸出国機構(OPEC)加盟国は原油生産を向こう数カ月、日量30万-60万バレル増やす妥協案を協議している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  イランは17日に生産枠引き上げに反対の考えを示したが、他の多数の加盟国当局者らは比較的小幅な増産について今週のウィーンでの会合で合意できると楽観している。非公開の対話だとして関係者が匿名を条件に述べた。

  北海ブレント原油は一時の下げを消し、ロンドン時間午前9時46分現在は85セント上昇の1バレル=74.29ドル。妥協案の増産規模はロシアが提案した150万バレルより小さい。

  OPEC加盟国当局者らはまた、ロシアなどOPEC外の産油国との協力体制の恒久化を目指し取り組んでいるという。いわゆる「OPEC+」の構成国は現在24カ国。

  サウジアラビアに次ぐ世界第2の石油輸出国であるロシアとの協力が確保できれば、増産の必要性に懐疑的なイランとベネズエラの説得に役立つ可能性がある。今週のOPECおよび非加盟国の会合を控え数カ国が増産の案を示したが、まだ合意は見えていない。  

Cuts Rollback

Several members of OPEC+ may be unable to restore output if quotas increase

Source: IEA

原題:OPEC Is Said to Discuss Output Hike of 300,000 to 600,000 B/D(抜粋)
OPEC Is Said to Debate Output Hike of 300,000 to 600,000 B/D (1)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE