「シントラ効果」今年は望めず-ECB年次フォーラムが開幕

  • 昨年のようなユーロ高につながる公算小さい-クレディ・アグリコル
  • 米欧中銀の政策乖離に注目が集まりドルが押し上げられるだろう

欧州中央銀行(ECB)がポルトガルのシントラで開く年次フォーラムが18日開幕するが、昨年の同イベントのようにユーロ高につながる公算は小さい。クレディ・アグリコルが指摘した。

  バレンティン・マリノフ氏らストラテジストは顧客向けリポートで「2017年と異なり18年のシントラでのフォーラムでは米欧中銀の政策の乖離(かいり)に注目が集まり、ドルが押し上げられるだろう」と記述した。

  ユーロは14日、ECBが利上げは19年終盤以降との見通しを示したことで約2年ぶりの大幅下落を演じた。米当局は今月、今年2回目の利上げを実施した。

  昨年のシントラでは、ユーロ圏の景気の強さを強調したドラギ総裁の発言が量的緩和(QE)縮小を示唆したと受け取られユーロが急上昇した。

原題:No Sintra Sequel for the Euro as Central Bank Policy Diverges(抜粋)

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