日本代表にウェイト氏、在籍33年のベテラン:米シティグループ

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Photographer: Chris Ratcliffe
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シティグループは日本の代表にリー・ウェイト氏を任命した。日本で銀行と証券業務を統括する。ブルームバーグが入手した社内メモで分かった。

  ウェイト氏は8月1日付でシティグループ証券の最高経営責任者(CEO)とシティバンク東京支店の支店長兼CEOに就任する。同氏は現在マーケッツ&セキュリティーズ部門の北米地域責任者を務めている。

  同氏は在籍33年のベテランで、グローバルエクイティや機関投資家向けの株式営業などで重責を担ってきた。シティグループは日本で副社長クラスの幹部採用などにより、事業会社や機関投資家顧客向け業務を強化してきた。

  UBS証券の元マネジングディレクターで名古屋商科大学経済学部の大槻奈那教授は、ウェイト氏の起用は同社の「運用を強化、重視するというスタンスの表れではないか」と指摘、メガバンクや地銀など、国内の低金利環境下で海外の有価証券での運用ニーズを強めているという。また、日本企業は過去最大規模の余剰資金を抱えているとし、銀行部門の顧客の間でも現預金の運用ニーズが高いと分析した。

日本での採用

  シティ証の清水理沙広報担当はトップ人事については確認したが、メモの詳細な内容については言及しなかった。ウェイト氏はデューク大学で経営学修士号(MBA)を取得している。現同社日本代表のアンソニー・デラピエトラ氏はニューヨークに異動する。

  米シティはゴールドマン・サックスでマネジングディレクターだった浅井勇介氏を投資銀行業務の責任者に、ドイツ証券からは林邦良氏を株式や債券トレーディングなどのマーケッツ業務の統括責任者に起用している。それぞれ副社長を務めている。

  また、日本株の売買執行業務強化のため5月、モルガン・スタンレーから大鷹謙一氏をエクイティ・エクセキューション・サービス部共同部長として採用した。またUBSグループからは成澤剛氏が7月、同部のセールストレーダーとして入社する予定だ。

英語記事:Citigroup Names 33-Year Veteran Waite to Head Japan Business (1)

(第4段落に識者のコメントを追加しました.)
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