EU離脱の最終合意に不満なら「政府倒す」-メイ首相に造反組が警告

  • 英国にとって良くない離脱プランは支持しないとグリーブ氏
  • 受け入れか拒否かという二者択一以外の選択肢を与えるよう要求

欧州連合(EU)との最終的な離脱合意が好ましい内容でない場合、政府を倒すこともあり得るとメイ英首相が与党保守党内の造反組から警告を受けた。

6月17日に放送されたインタビュー番組で話すメイ英首相

写真家:Jeff Overs / BBC

  親EU派のドミニク・グリーブ元法務長官はBBCの番組で、メイ首相が離脱条件でEUと合意に達した段階で、議会が直面する選択について悩み、眠れない夜を過ごしてきたと発言。英国にとって良くない離脱プランを自分や他の保守党議員は支持しないと述べ、離脱合意の議会承認を求める際に「受け入れ」か「拒否」かという二者択一以外の選択肢を自分たちに与えるよう首相に迫った。

  グリーブ氏は首相の最終合意を議会が否決した場合に予想される影響について、「われわれが政府を倒すこともあり得る。EU離脱プロセス自体がそもそも実に危険だという点に難しさがある」と語った。

  EUとの離脱合意を巡り、メイ首相は下院が受け入れるか拒否するか選択できるとしているが、後者の場合、EUとの合意なしに英国が離脱を迫られる恐れもある。グリーブ氏は、離脱の最終条件が十分に良い内容でない場合、首相を交渉のテーブルに戻す選択肢を議会に与えるよう求めている。

原題:Tory Brexit Rebels Warn They Could ‘Collapse’ U.K. Government(抜粋)

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