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GMの「ビュイック」SUV、約88万円のコスト増も-対中関税で

  • 「エンビジョン」は中国から米国に輸出される数少ない車
  • 中国傘下ボルボも15年から「S60」を米国に輸出

トランプ米政権が中国からの輸入500億ドル(約5兆5200億円)相当に追加関税を課すと発表したことで、米国の消費者は「ビュイック」車の値上がりに驚くことになるかもしれない。

  米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のブランド、ビュイックのスポーツタイプ多目的車(SUV)「エンビジョン」は中国から米国に輸出されている数少ない車。価格は3万1995ドルから。トランプ政権は自動車を含む中国製品に25%の関税を上乗せする計画で、エンビジョンは1台当たり8000ドル程度の税負担が増す恐れがある。

  GMの広報担当者はエンビジョンが今回の関税賦課による影響を受ける可能性があることを認めたが、現時点でのコメントを控えた。

Inside The 2016 New York International Auto Show (NYIAS)

ビュイック・エンビジョン

写真家:ロン・アントネッリ/ブルームバーグ

  それ以外に米関税措置による影響を受ける公算の大きい自動車には中国企業の傘下となったボルボ・カーが2015年から米国に輸出しているセダン「S60」がある。同社の広報担当はコメントを控えた。

  米商務省国際貿易局によれば、中国から米国に昨年輸出された乗用車は5万8437台にとどまり、世界からの対米輸出車全体のごくわずか。

原題:A Buick SUV May Cost an Extra $8,000 After Trump’s China Tariffs(抜粋)

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