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ヘッジファンドQQQ、好未来への支持揺るがず-利益水増し主張でも

  • ブロック氏の利益水増し主張は「疑わしい」-QQQキャピタル
  • 好未来の長期的な先行きは良好だと確信-QQQのワン氏

中国で教育サービスを展開するTALエデュケーション・グループ(好未来)を巡り、空売り投資家カーソン・ブロック氏率いるマディ・ウォーターズが同社の利益水増しを主張していることについて、好未来に投資しているシンガポールの新興ヘッジファンドは同氏の主張には根拠がないとし、好未来の米国預託証券(ADR)を保有し続けていることを明らかにした。

  QQQキャピタル・ファンドで投資家向け広報(IR)責任者兼シニア投資アナリストを務めるワン・チョウ氏は電子メールで、「マディ・ウォーターズの主張は疑わしく、確かな証拠がないとわれわれは考えている」と説明。具体的な規模には言及しなかったものの、現在も好未来のADRを大量に保有しているとした上で、「引き続きわれわれのポートフォリオで保有する上位3銘柄の一角だ」と記した。

  QQQキャピタルはロングショート戦略を採用し、教育や観光、テクノロジー銘柄を中心にポートフォリオを組んでいる。同社によると、4月2日の開始から6月14日までのリターンはプラス54%。この期間の同業リターンを比較できるデータはないものの、このパフォーマンスは上位に入る可能性が高い。ユーリカヘッジのロングショート戦略の株式ヘッジファンド指数は4、5両月で計1.5%上昇した。

  マディ・ウォーターズが今月13日のリポートで、好未来が複数の取引を通じて利益を水増ししていると主張して以降、同社のADRは大きく下落。好未来は同リポートに関して誤っており、虚偽だと14日に反論した。

  ワン氏は「好未来は高い成長の潜在力を持つ健全な企業だとわれわれは考えており、同社の張邦鑫最高経営責任者(CEO)と経営陣に信頼を寄せている。張CEOは新規株式公開(IPO)後も好未来の株式を1株も売却しておらず、こうした点からも自信がうかがえる。QQQキャピタルは好未来の長期的な先行きは良好だと確信している」とコメントした。

原題:Hedge Fund QQQ Backs TAL Education After Muddy Waters Attack (1)(抜粋)

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