習国家主席、トランプ大統領の攻撃に真っ向勝負の構え-投資規制迫る

  • USTR代表:2週間以内に中国の対米投資への規制発表
  • 中国は我慢比べで米国に勝てるとみている-トリビアム・チャイナ
A China Shipping container is off-loaded from a ship at the Port of Long Beach in Long Beach, California, U.S., on Tuesday, Nov. 11, 2008. The U.S. trade deficit in September narrowed more than forecast as a record decline in the cost of foreign crude oil caused fuel imports to tumble. Photographer: TIM RUE

米中の報復関税の応酬は中国が望んだことではなかったが、争いが始まったからには習近平国家主席はトランプ大統領の攻撃に真っ向から応じる構えだ。

習近平国家主席

撮影:Qilai Shen / Bloomberg

  次の両国のジャブの応酬が間近に迫っている可能性がある。トランプ大統領は15日に対中報復関税を発表した際、中国が報復すれば追加関税を課すと表明したが、中国はその後直ちに報復措置を発表した。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表によれば、中国の対米投資への規制が向こう2週間以内に発表される。

  アナリストの間では、米中間の溝は埋まらず、両国の対立は消耗戦の様相を強めるとの見方が広がっている。中国は対米貿易黒字削減での合意には前向きな姿勢を示しているが、先端技術分野での優位を目指す政策の撤回を求める動きには屈するつもりはないと明言してきた。

  調査会社トリビアム・チャイナの共同創業者、アンドルー・ポーク氏(北京在勤)は、「これは我慢比べだと中国は考えている。すなわち多くの痛みに耐え得る国が貿易の争いを勝ち抜くということだ」とした上で、中国は「米国よりも長く耐えられるとみている。中国は米国のように11月の中間選挙や次の大統領選を心配する必要がない」と説明した。

  米中両国は15日、貿易戦争の瀬戸際に至った。トランプ政権は7月6日に発動する中国からの輸入品340億ドル(約3兆7600億円)相当への25%関税賦課を発表。また160億ドルの追加関税を検討中だとした。これに対し、中国は米国からの輸入品に対し、同じ「規模と程度」の関税を課すと発表した。また米中通商協議でのこれまでの貿易に関するコミットメントを白紙にするとした。

原題:Xi to Counter Trump Blow for Blow in Unwanted Trade War(抜粋)

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