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Photographer: Brendan Smialowski
Cojp

中国の米国債保有残高、4月は58億ドル減少-外国勢で依然首位

  • 外国勢全体の米国債保有は6兆1700億ドルに減少
  • 日本の保有残高は1兆300億ドルに減少、2011年以来の低水準

中国の米国債保有残高は4月にやや減少したものの、依然として外国勢では最大だった。貿易摩擦が強まる中でも中国の米国債需要に衰えはほとんど見えない。

  米財務省が15日に公表したデータによると、中国の4月の米国債保有残高は1兆1800億ドル(約130兆円)と、前月比で58億ドル減少した。外国勢で保有残高2位は日本で、前月比123億ドル減少し1兆300億円と、2011年以来の低水準となった。外国勢全体の米国債保有残高は4月に6兆1700億ドルに減少した。

Double Whammy

  
  投資家の間では米国の新たな関税に対抗するため中国が米国債購入を縮小するとの懸念が3月に高まっていたが、 中国は貿易を理由に金融市場を混乱させることには関心をほとんど示していない。中国は代わりに、トランプ政権が中国からの輸入品500億ドル相当への関税賦課を正式発表したことに対し、米国製品への関税を発動すると直ちに表明した。

  ゴールドマン・サックス・グループのグローバルFX戦略共同責任者、ザック・パンドル氏は「これまでのところ、中国が貿易交渉の一環として米国債を利用する証拠は見当たらない」と述べ、「中国は準備資産の増加時には引き続き、信頼できる常連の米国債購入者だ」と指摘した。

原題:China’s U.S. Treasuries Holdings Fell $5.8 Billion in April (1)(抜粋)

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