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アルゼンチン・ペソ乱高下、再び最安値更新-予想外の中銀総裁交代後

  • 新総裁にJPモルガンやドイツ銀行の元トレーダー、カプト氏
  • 15日は4%余り上昇後、急速に下げに転じる

15日の外為市場でアルゼンチン・ペソは再び下げに転じた。中銀総裁にウォール街の元トレーダーを据える大なたを振るった同国だが、ペソの急変動を抑えるには至らなかった。

  アルゼンチン政府はシュトルツェネッガー中銀総裁の辞任と併せ、JPモルガン・チェースとドイツ銀行で勤務経験のあるカプト氏が後任に就くという予想外の人事を発表。市場は当初、この人事を歓迎し、ペソは15日の取引開始後に一時4%余り上昇した。だが買いの勢いは急速に衰え、ペソは過去最安値に落ち込んだ。アルゼンチン100年債利回りは過去最高の9%に達した。

  ウェルズ・ファーゴの為替ストラテジスト、エリック・ネルソン氏は、アルゼンチンの通貨政策政策には引き続き難題が山積しており、中銀幹部の交代でもそれは変わらないと指摘。「われわれはペソ安が続くと引き続き見込んでおり、問題は下落の程度と、その後に相場が落ち着き、回復するかどうかだ」と述べた。

  ニューヨーク時間午後0時12分時点で、ペソは前日比1.4%安の1ドル=28.10ペソ。ブエノスアイレス証券取引所の主要株価指数メルバル指数は4日続落に向かっている。

Major Reversal

原題:Dramatic Swings in Argentine Peso After Central Bank Shakeup(抜粋)

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