中国:5月の新築住宅価格、前月比上昇率が拡大-抑制策続く中

更新日時
  • 5月の新築価格は1年7カ月ぶりの大きな上昇
  • 70都市の価格は前月比0.8%上昇-4月は0.57%上昇

中国の5月の新築住宅価格は1年7カ月ぶりの大きな上昇となった。政府は不動産投機の抑制に向けた取り組みを2年にわたり進めている。

  国家統計局の15日の発表を基にブルームバーグが推計したところ、調査対象の70都市の新築住宅価格は5月に前月比0.8%上昇。4月は0.57%上昇だった。

  中国の地方当局は景気の過度な減速を招かずに不動産価格を抑えようと動いており、投機的な購入の一掃に向けて抑制策を相次いで導入している。最近では、不動産市場の安定を求める中央政府の方針を住宅都市農村建設省があらためて表明したことを受け、仏山や成都など6都市が抑制策を強化した。

  ソシエテ・ジェネラルの中国担当チーフエコノミスト、姚煒氏(パリ在勤)は、中国経済全体の減速が顕著になりつつある中で、不動産セクターは引き続き「驚くほど底堅い」と、14日のリポートで指摘した。

  調査対象の70都市のうち新築住宅価格が前月から上昇した都市数は61。4月は58だった。

原題:China’s Home Prices Rise at Faster Pace Even as Curbs Remain (1)(抜粋)

(3段落目以降に背景やコメントを追加して更新します.)
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