中国の好未来:ブロック氏リポートに反論-利益水増し主張は「虚偽」

  • 数多くの誤りや裏付けのない臆測など含まれている-好未来
  • 16、17年の間に営業利益など実際よりもよく見せたとブロック氏

中国で教育サービスを展開するTALエデュケーション・グループ(好未来)は14日、同社の利益水増しを主張する空売り投資家カーソン・ブロック氏率いるマディ・ウォーターズのリポートについて、誤りであり虚偽だと反論した。

  北京に本社を置く好未来は発表文で、「今回の空売り投資家の主張には数多くの誤りや裏付けのない臆測、出来事に関する悪意に満ちた解釈が含まれている」と説明。同社取締役会と監査委員会はマディ・ウォーターズ側の主張を精査し、「当社株主の利益を守るため適切な措置を検討する」と表明した。

  マディ・ウォーターズはウェブサイトに掲載したリポートで、好未来は2016年度にはより有利な数字を入れ、さらに巧妙な「アセットパーキング」取引も使って利益を不正に水増し始めたと指摘した。

  ブロック氏は13日、ブルームバーグテレビジョンで「好未来は実体のある会社ではあるが、利益を偽っている」と主張。「生徒や学習施設が実在する実体のある企業だ。ただ説明しているほど利益を伸ばすことができていないということだ」と話した。

マディ・ウォーターズのカーソン・ブロック氏が好未来の空売りを説明

出所:ブルームバーグ)

  2件の取引で好未来の税引き前利益は16-18年度の間に最大1億5320万ドル(約170億円)、率にして28.4%膨らませたと同リポートは説明。好未来は16、17年の間に営業利益を少なくとも21%、税引き前利益を39%以上、純利益を43%以上それぞれ「不正に実際よりもよく見せていた」との見方を示した。

カーソン・ブロック氏

写真家:Victor J. Blue / Bloomberg

  13日の好未来の米国預託証券(ADR)は前日比10%安で取引を終了。14日も1.5%下落して引けた。

原題:TAL Education Says Short Seller Block’s Report Is ‘Deceptive’(抜粋)

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