【米国株】S&P500種が上昇、テクノロジーが高い

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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

14日の米株式市場では、S&P500種株価指数が上昇。テクノロジーやメディア関連の大型銘柄を中心に買われた。一方で金融株や工業株は値下がりした。外為市場ではドルが上昇。米国債市場では10年債利回りが低下した。

  • 米国株はS&P500種が上昇、テクノロジーやメディア高い
  • 米国債は上昇、10年債利回り2.94%
  • NY原油は4日続伸、サウジ石油相の発言で一時下落も
  • NY金はユーロ建て現物が上昇-ECB政策方針で

  S&P500種構成銘柄ではコムキャストやウォルト・ディズニーが高い。21世紀フォックスの資産獲得に向けた争いが激しさを増しつつある。フェイスブックやアマゾン・ドット・コムといったテクノロジー大手も値上がりし、ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。一方でイールドカーブがフラット化する中で金融株は下落した。

  B.ライリーFBRのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「テクノロジー株は金利が上昇しても減速しにくい」とし、「市場の2大関心事である金融政策と通商政策のどちらにしても、テクノロジー分野はあまり影響を受けないようだ」と続けた。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%高の2782.49。ダウ工業株30種平均は25.89ドル(0.1%)安の25175.31ドル。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.94%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は4日続伸。リビアの主要な石油積み出し港2カ所が操業を停止したことが影響した。日中は、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の一部産油国が緩やかな増産で合意するのは「避けられない」との見方を示したことに反応して一時下げる場面もあった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は25セント高の1バレル=66.89ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は80セント安の75.94ドル。

  ニューヨーク金市場では、ユーロ建ての金相場が上昇。欧州中央銀行(ECB)が政策金利を向こう1年間、過去最低水準で据え置くと表明したことから、金の妙味が高まった。ユーロ建ての金価格はニューヨーク時間午後1時49分現在、1.9%高の1オンス=1122.47ユーロ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.5%高の1308.30ドルで終了した。

  ECBの政策委員会は、債券購入の月額を10月から150億ユーロ(約1兆9300億円)に減らし、12月で終わらせることで合意した。ドラギ総裁によると、決定は全会一致だった。政策金利は少なくとも2019年の夏の終わりまで現行水準に据え置くと表明した。

原題:Stocks Finish Higher on Technology, Media Gains: Markets Wrap(抜粋
Oil Closes Below $67 as Saudis Predict ‘Inevitable’ Supply Rise
PRECIOUS: Gold in Euros Rises Most in Eight Months on Dovish ECB

(第3段落にコメント、第5段落などに情報を追加し更新します.)
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