トランプ大統領や財団をニューヨーク州が提訴-慈善事業で違法活動

  • 訴訟費用や私物購入などに資金を流用と主張、財団の解散を要求
  • トランプ氏、「和解などしない!」とツイッターで反論

ニューヨーク州はトランプ大統領とその家族、同氏の慈善団体トランプ財団を提訴した。同財団が不適切な政治活動や自己取引、受託義務の不履行により、頻繁に州・連邦法に違反したとしている。

  NY州のアンダーウッド司法長官は14日、トランプ財団とトランプ大統領、娘のイバンカ氏、息子のドナルド・ジュニア氏、エリック氏を相手取り、マンハッタンのニューヨーク州地裁に提訴。財団を強制的に解散させ、取締役会メンバーがNY州法で認可された非営利組織の活動に携わることを禁じる裁判所命令を求めた。

  この提訴がメディアで報じられた直後、トランプ大統領はツイッターで反撃。「ニューヨークの薄汚い民主党議員ら、そして今や恥さらしとなったシュナイダーマン前司法長官は、1880万ドル(約20億8000万円)の収入を上回る1920万ドルを慈善事業に拠出した団体に関して、私を訴えようとあらゆる手を尽くしている」とした上で、「私はこの件で和解などしない!」と続けた。

  アンダーウッド長官によれば、トランプ財団に対する調査が始まったのはシュナイダーマン氏がまだ司法長官だった2016年6月。適切に機能する取締役会の監督なしに、同財団が運営されていたことが明らかになったという。訴状では、事業決定の前に「十分な検討」が行われなかったほか、資産が法務面での支払い義務やトランプ氏経営のホテルの宣伝、私物の購入、トランプ氏の選挙運動の支援に不正使用されたと指摘している。

原題:Trump Foundation Sued by New York for Violating Charity Law (2)(抜粋)

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